2016年12月19日月曜日

国民生活センター「水素水?ただの水だよ」

あーあ、ハッキリ言っちゃった。

水素水「やっぱりただの水」 国民生活センター調査の唖然

2016/12/16 18:07

   国民生活センターが、健康にいいなどとして販売されている「水素水」と水素水生成器の事業者に対し、水素水を飲むことで期待できる効果をアンケートしたところ、最も多い回答は「水分補給」だった。

ニュースのタイトルに「唖然」って書いてあるけど、何にも驚くことは無いじゃ無いか。

水素水はただの水

以前にも似たような話をしたよね。

ただ、この時は「水素水」という、水素を水中に十分に溶かし込んだ商品は、効果があるのか?という話をしたのだけれど、今回の国民生活センターが調査した内容はちょっと違う。

水素水

これだけの種類の商品のテストをした結果、水素は殆ど残っていないことが分かったのである。

溶存水素濃度

  • 開封時の溶存水素濃度を測定したところ、容器入りのパッケージの溶存水素濃度表示に、充填時や出荷時と記載のあった5銘柄のうち3銘柄で、表示値より測定値の方が低い濃度でした。また、パッケージに表示のない3銘柄のうち、ペットボトルの2銘柄では溶存水素(水素ガス)は検出されませんでした。
  • 開封時に溶存水素が検出された容器入り8銘柄を、未開封のまま20℃で1カ月間保管したところ、全ての銘柄で溶存水素濃度がやや低下していました。
  • 開封時に溶存水素が検出された容器入り8銘柄を、開封後に蓋(ふた)を閉めて放置した場合には、溶存水素濃度が5時間後には30~60%程度に、24時間後には10%程度に低下しました。
  • 生成器の取扱説明書等には、水質等により値が変わる旨の記載もありましたが、取扱説明書等に溶存水素濃度の表示のあった銘柄で、表示値よりも測定値の方が低くなったものがありました。
  • 生成器で作った水をコップに移し替えると、1時間後に溶存水素濃度が約50~60%に低下しました。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_2.html

この中で、表示値通りだったのは1番、5番、7番で、ペットボトル2つに関しては水素が検出されなかったというのである。

調査はガスクロマトグラフまで使った本格的なもののようで、結果は信用して良いだろう。

 

つまり「水素水」を謳った商品は、ただの水だったという話。いや、高いお金を出して買ったのだから、詐欺といって良いだろう。

容器から水素は抜ける

基本的なことだが、水素というのは物質の中で一番軽い。

軽いと言うことは分子も小さいと言うことで、捕まえておくことが非常に難しい。だから、アルミパウチだろうがアルミボトルだろうが、保管しておくだけでどんどん水素が失われていく。

ペットボトルの商品は論外。

 

アルミニウムが選ばれている理由は、内部のガスが抜けにくいという理由からなのだが、これもキャップを開けてしまった後では効果が持続しないことが分かっており、1日も放置すれば完全にタダの水になるようだ。

 

水素水の効能はウソばかり

「健康に良い」などという触れ込みの水素水だが、蓋を開けてみればタダの水に大変身。

確かに、水を摂取することは健康に良いといえば良いのだが、水素水を摂取した場合にもたいした効果が期待できない。

こちらでは研究論文からデータを引っ張ってきて紹介しているが、まあ、「効果が出るかも知れない」程度の結論である。

 

過剰な期待をして買う事はない。

 

据え置き型の水素水発生装置も期待薄

ちなみに、据え置き型の機械、スティック型、携帯型、蛇口直結型の水素水発生装置もあるのだが、ハッキリ言ってその効果は殆ど期待できない。

「アンチエイジング」だとか「悪玉活性酸素を無害化する」というのは、あくまで「理論上はそうなる」程度の話だ。

 

まあ、こうした話は「健康」を謳った商品の常である。やっぱり、規則正しい生活と、バランスの採れた食事、適度な運動が、健康に繋がる道と言えるだろう。


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