ペニーオークションにご注意

さてさて、本日のお題はペニーオークション。
ペニーオークションと呼ばれるシステムを採用しているサイトは数多あり、一時期はA8のA8Bussの広告依頼が殆どこれだった時期もあった。

でも、おとーさんは、これに類するサイトの宣伝をする気はない。今回はそんな話。商品の紹介はやらないのでご了承を。
あ~、最初に用語解説をしておこう。

ペニーオークション
ペニーオークションというのは、落札型のオークションではあるのだが、システムの構成がちょっと普通のオークションと異なる。
出品者はサイト経営者で、オークションに参加する入札者は、入札用のコインを購入してこれを消費することで入札をする。他のオークションと比べて格安で落札できるケースも多く、一見魅力的なサイトではある。ただ、他のオークションと異なるのは、入札用のコインは落札できない場合も戻ってこない。

A8
A8.netはアフィリエイトサイトのウチの1つ。日本最大級のサイトだと自負しているようだが、おとーさんにはその実体はよく分からない。アフィリエイトで稼いでいる人も一部に入るようだが、おとーさんは未だに稼いだ実績成し。本腰を入れてやらなければ稼げないという点では、普通の仕事と変わりはないようだ。

A8Buss
広告主となるスポンサーが、ブログに紹介記事を書くことで、一定金額を支払いますよ、という契約でお金を貰えるシステム。A8では1記事200円程度になる事が多いが……、おとーさんは契約を選り好みする傾向にあるので、やっぱり稼ぎには繋がらない。ブログに嘘を書く気はサラサラ無いからだ。

ペニーオークションのシステム
まあ、他のサイトでもよく説明されているので、ここで改めて説明するのもなんだが、取り敢えず、「他のオークションとシステムが違う」、「出品者はサイト経営者が多い」、「入札コインは落札できなくても戻ってこない」と、それくらいだろうか。
見事落札した場合には、落札価格で商品を購入することが可能になるシステムで、例えば、こんな商品が出品されたとする。
この商品Amazonで現在38,800円の値段がついている。
これを1円から開始して388円で落札できたとしよう。コイン1枚で落札できれば、大抵のサイトはコイン1枚75円程度に設定されているので、75円+388円で商品が購入可能となる。
ラッキー、と言う訳なのだが、世の中そんなに旨い話がある訳がない。
いやいや、不人気商品だったとしたら、実際に1コインで落札というのも有り得る話だ。だが、こうしたサイトは人気商品を格安で手に入れることが出来る点にこそ価値がある訳である。

一応、大手のニュースサイトも警告の記事を載せてくれるようにはなったようだが、被害報告も相当な数に上るようである。

何が問題なのか?次にカンタンに説明をしようと思う。

 問題点? 
システムの構成上、複数の入札者が居ないとサイトの経営が成り立たない。これは、1コイン75円で1円から入札という設定になっている以上、入札者が1人しか居ないと速攻で落札されてしまう。
そんな訳で、入札者を募ることは急務であって、A8Bussで多量に広告依頼を見かけるのも、とにかく入札者が居ないと始まらないからなのだろう。

具体的に説明すると、例えば、上の商品で、入札開始金額1円だったとしよう。1入札1円しか上がらないシステムを採用しているところが多いのだが、商品は5,000円で落札したとすると、4,999回入札×75円=374,925円だけ入札にお金が使われたことになる。これに落札者の購入金額5,000円を加算して、379,925円がサイト経営者に支払われることになる。
商品は38,800円なので379,925円-38,800円で、341,125円がサイト経営者の設けという訳だ。
そして、このシステムでサイト経営すること自体には法的問題は無いのだから、このカラクリを知れば、雨後の竹の子のようにペニーオークション系のオークションサイトが出来上がってくるのも不思議はない。

 サイト経営者は儲かるのか? 
それではサイト経営者が儲かるのか?というと、実情はそれ程甘くはないらしい。
何しろ、上の計算は、入札者が沢山いる前提で始めて成り立つ話なのである。
たとえば、1つの商品に入札者が5人だけだったとしたら?上の例でいくと、均等に入札したとして、一人1,000回も入札したことになる。この場合、75,000円も必要なのだから、商品を購入したら、実は入札額の方が高かった、なんてことになりかねない。

……いやいや、普通の神経を持っている人ならば、である、38,800円程度で売られている商品にそれ程まで熱くなって入札する訳がない。良いところ、150回位(11,250円)が限度だろう。
だとすると、この商品の場合は34人程度の入札者が居ないと、こういった事態にはならないことになる訳だ。
人気商品ならこうした事態も可能性はあるのだろうが、当てが外れて不人気であれば大きな損を抱えかねないシステムである。

そして、逆に言えばである、今回の例で言えば購入出来る確率は1/34であって、その他の人間はコインでの入札料金を支払うだけで商品すら手に入らないという惨めな結果になるわけだ。
1万円も払ったのに落札できないとはどういう事だ!という話になりかねないし、実際にそう言う苦情も多いらしい。
会員が多いサイトでは殆ど落札が不可能な状態になり、さっさと退会する人も多いのではないだろうか?
こう言ってはなんだが、ギャンブルのようなものなのである。

botとサクラ
ところで、会員数の多いサイトならば、システムが破綻する心配は当面は無いだろうが、後追いで新設したサイトなどは、既にあるサイトよりも立場が苦しいはずだ。
つまり、数多あるサイトの多くが健全な運営が出来るような状態にない訳である。

そこでサイト経営者は何を考えるか?
サクラを使う方法だ。サイト経営者が自分で入札すれば入札手数料は実質タダなのだから、落札を阻止することはそれ程難しくはない。ただ、入札されると期限が延長されることになるので、長期戦を余儀なくされるかも知れないが。
それでも、商品を売却する必要がないのだから、手間と暇さえかければ商品を用意しなくてもお金が手に入ることになる。ただ、詐欺の手法になるので、一気に法律的な問題は発生するが。

しかし、それでは全ての商品をカバーするには至らないだろうから、次に考えることはbotと呼ばれる自動入札プログラムだ。
自動入札は、入札者も使えるシステムではあるが、サイト経営者が自動入札プログラムを使ったら?
結論を書くまでもない話だ。

多くのサイトでは「サクラやbotはありません」と書いてあるのだが、そうした事が書かれていること自体、その存在を認めるようなものである。

 総括的な話
そんな訳で、かなり否定的な話を書いたが、おとーさんは別にペニーオークションを否定するつもりはない。旨く利用すれば安く商品が手に入る、その可能性があることは否定しないからだ。
ただ、かなりペニーオークションはギャンブル性が高いサイトなので、利用する時はギャンブルをするつもりで利用すべきだろう。

もちろん、ペニーオークションサイトを経営しよう、等と考えるのは、もっとギャンブル性が高い話になるだろう。既に数多あるサイトよりも優れた特典が得られるシステムを新たに付与しない限りは、会員は確保出来ないだろうし、そんなことをするくらいなら真っ当に働くか、別の方法を考えた方が建設的である。




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